HIKO's memo

　　キュアムーンライト＝月影ユリの為に用意されたと言ってもよい話です。
　　作画による部分が大きいとはいえ私はＴＶ画面を見ながら
キュアムーンライト＝エロティカの格好良さに
今まで見たプリキュアの中で最大限の憧れを感じていました。

前回でついにキュアムーンライトが大復活しまして、それと同時にシリーズ初の高校生プリキュアが誕生しました。　スゴイ戦いぶりを見せてくれるだろうと思い着りゃ、時間切れとなってしまいましたが、今回はじっくり見られて大感激です！
ダークとの互角の戦いするも、追い詰めて圧勝したムーンライトには「確かにすごいパワー！」の一言で、エキサイティングな戦闘シーンありがとうって感じでした。　生身の状態でも戦闘力抜群だって言うのにゆりはスゴ過ぎです！
ゆりのスリーサイズを一発でズバリ当てたえりかには、スゴさって言うより大ウケですね。　多分、姉のももかに聞いてきたのかなぁ～えりかは…って思っています(笑)。　ゆりにもお笑い要素が追加されるのかと思ったら見逃さずにはいられないですね！

　　栗山緑(構成の山田隆のＰＮ)が登場人物の死を
描くのがわかっていても、やはりゆりとコロンが
本当に分かれてしまう件にはやはり悲しいです。

　　ダークプリキュアがなぜキュアムーンライトに
こだわるかが判ったのも大きいですね。
　　欠けたプリキュアの種から月の満ち欠けの比喩を
用いていたけど、ゆりが死んだはずのコロンによって
自分を取り戻すかのように再びキュアムーンライトに変身し、
最強であるダークプリキュアは自身の望みから
置き去りにされてしまったみたいに見えてなりません。
　　自然の摂理を詩的にいうなら『花咲いたなら散るが必定であり
月満ちたるは欠けるが必定ですが』、砂漠の使途は
この一部分のみを停止させるが如く搾取しているが故の瑕疵が
作られたとはいえ心も感情もあるダークプリキュア自身に
現れ続けていたのかもしれませんね。　
　　素体であるゆりが年齢や学年という
子どもにとって違う属性である事もハッキリと描かれてましたね。
　　ブロッサムやマリンと同じ装備・同じ技でありながら
基礎体力・能力が上回っていたり、ムーンライト自身の台詞にも
学年的に上の年齢の意味づけを持った文芸に、気付きにくい形で
仕上げておりムーンライトエロティカとして大満足させてもらいました。

　　あとなかよし2010．11月号の漫画版で
辛辣ながらも大切な示唆が施されています。
　　君が読むのはおそらく来年に発売される
まるごとブックかおはなしブックになるだろうけど
読むその時の為に、ここで言った事を刻み込んでください。